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21/05/2009 カンダル州の田舎で 明日の学校贈呈式は、他の団体から寄贈された中高2校と合同で行われ、式典には、なんと、カンボジア国のフンセン首相も出席されることになっているという。
(写真 建設された学校と木村氏(右)
式典の会場は、こちらの建設された場所では無いので、今日は建設された学校を訪ねて現状確認と井戸の水質検査を行った。
2004年のユニセフの報告では、学校建設を行ったカンダル州では40%を超える地域でヒ素が確認されているのだ。
私が利用しているヒ素の検査キットは、ドイツ製の「メルコクアント ヒ素テスト(高感度タイプ)」。(日本ではメルク株式会社)
測定方法は調査をするサンプル水に含まれるヒ素とヒ素化合物に亜鉛と硫酸を加えることにより、アルシン(水素化ヒ素)ガスが発生、試験紙の反応部分に微妙に含まれる臭化水銀と反応し、黄茶色のハロゲン化ヒ素水銀を形成することを用いている。その試験紙の反応部とカラースケールを見比べることにより、半定量として測定される。
今回の水質検査は、建設された中学校にある深さ38m井戸と隣接する小学校の井戸を確認するためで、3個のサンプルを取って調べたが、ヒ素の反応色はほとんど出ず、基準の0.05mg以内だ。
念の為に、子どもたちの手のひらを見せてもらったが、硬くなるなどの中毒症状は出ておらず、安心した。
ヒ素の検出には、季節や井戸の深さ、河川との位置なども関係するので、長期的に関わらないといけない。
夕方に政府関係の方とヒ素対策について意見交換をした。(本人は政治担当の方なので、詳細は不明な点もある)
現在、井戸の管理などは、地方開発の担当でヒ素などの有害物質については、保健省の担当。
しかし、地方開発には遅れている基盤整備もあり、保健省では日々の衛生問題や教育、HIV感染など優先問題が多々あるので、手が廻っていないようだが、雨水の利用などで飲み水確保への指導はあるようだ。
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