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10/09/2008 山岳での遭難・救助に思う昨日夕方、空き時間でコツコツやっている
内装の資材を調達しにコメリへ向った。
ちょうど、消防署前の交差点に入る時に、
消防車、救急車がサイレンと共に出動となった。
火災の発生と思い、消防団の応援へとUターンして
後を追いかけてゆくが、到着した場所はスキー場。
「登山途中の夫妻からの急病、救急要請」とのことで、
救急隊と消防隊が担架を担ぎ現場に向う。
救急車は向えない悪路なので、
スキー場の四駆ワゴンで行けるところまで入り、
さらに徒歩で30分はかかる場所だ。
気温が一気に冷えてきた。
その頃、山の中腹には、雲がかかっており、
緊急救急ヘリでのホバリングでの吊り上げが視界不良な
場合を想定して、残った隊員と私、スキー場のスタッフは
駐車場に臨時のヘリポートを準備することになる。
コスモス園に来客で来ている方への放送、車の誘導、パイロンや
のぼり、テントなど風圧で飛ばされるものを移動させて、
消防隊員は風向きを表す吹流しの設置、発炎筒も準備される。
松本から30分少々で救助ヘリが飛来し、運良く上空の雲が
消えたので、上空からあっという間に降下して、吊り上げの
準備作業を開始する。この間、約5分間ヘリは風の影響が
無いように近くを旋回飛行し再び、現場上空へ戻り、
あっという間に、病人を吊り上げてヘリポートのある病院へ直行。
スキー場の方々は、「最初の通報された場所から少し離れたところに
いたんだね。登山届けも出していなかったようだし・・・」とつぶやいた。
無線機からは、病人の救助に山を駆け上った救助隊員からの息が切れた
声からも山岳救助の困難さが伝わってきた。
神戸の六甲山の登山道には、登山者が多く道に迷うことがあるので、
消防への通報を想定しての位置表示番号が、沢山設置されている。
これによって、最短時間・ルートでの救助が可能になっている。
高齢の登山客が増える中、山菜取りでの遭難や熊との遭遇事故など
も発生することが多い地方では、早急な対策が求められる。
特に今年の夏山登山の遭難者は増加の一途で60代の方の率は高い。
私の恩師も16年ほど前にある山に登り、山頂小屋から
県を越えて下山する途中で行方不明となったままだ。
6月の残雪が多い中で、私も救助に向ったが、今も手がかりが無い。
遺族の方に形見といただいた、ピッケルを時々見ながら、山を想う・・・・
このピッケルがあれば無事に下山できていたのかも知れない。
残された家族は辛い。
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