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2008/6/28

第三次の中国四川省訪問

5月17日から22日までの初動救助捜索活動で四川省都江堰で作業。また綿陽や北川、安昌、チャン族の方々が避難する江油を調査。
第二次は6月4日から9日までの災害看護支援機構の看護師、国際学生ボランティア協会の事務局員、都市環境シンクタンク調査員との現地調査と仮設住宅や農村被災地看護活動とヒアリング、医療看護関係者との情報交換と次回訪問の打ち合わせ。四川大学関係者と学生ボランティアの受け入れ相談。また中国内の支援団体、NGOとの交流と打ち合わせ。
今回第三次訪問は
1,先遣隊の黒澤さんと今後支援への情報交換と打ち合わせ。現地の関係者の方々との顔合わせ。
2,ようやく連絡が取れた山間部の被災地調査。9割以上の住宅に被害があるという。
3,神戸や長野の中高学校からの顔と顔がつながる支援、交流先の模索。
予定ではIVUSA国際学生ボランティア協会の18名と共に汗を流す計画でしたが受け入れの関係で24日に中止となった。現場での作業アドバイザーの準備をしていたので残念。次への可能性も調べたい。
ブログを見てくれる皆さんのご支援、応援、岩手・宮城県へもお願いします!
成田空港より
2008/6/27

再び中国四川省へ

岩手・宮城内陸地震の被災地から長野に戻り、支援体制を再び中国四川地震に切り替える。
現地からは24日から成都入りしている日本財団黒澤さんより日々の活動レポートが届いている。
明日から再び四川省へ初動救助に共に入った木村氏と向かう。
フライトへまずは上京する。

大崎市旧岩出山町へ

あまり報道されていない気がする。
鳴子温泉から花山地区に入ると、一時孤立していた
土砂災害の報道があったが、大崎市の旧岩出山地区は
結構被害が大きい。
 
中越地震の小千谷市や中越沖地震の柏崎市にも
支援で来てくれていた大崎市社協の鹿野さんと連絡が取れ
案内をしていただいた。
 
山地から小川の流れる田畑に繋がる地区は、
震度6弱の揺れで道路の液状化で亀裂やマンホールの隆起
なども確認されて、寺社の被害、お墓の倒壊も確認される。
 
天王寺の本堂は、修復の費用を考えると、解体撤去を
決定したという。「曳き屋での修復も考えたが、古材を集めて
建設していたので、解体して小さな本堂を建設する」という。
 
近くの八幡神社でも立派な石門や石灯篭、土砂の隆起や陥没
などダメージは大きい。「地震の時に、葬儀をしていたが、
突き上げる揺れに動くことも出来なかったよ、庭石も上に飛び上がって
ゆれていた・・・とにかく人がいた母屋が無事でよかったです」と
安堵の表情。被害の傷跡があちこちに確認された。
 
近くにある上野目小学校は、コンクリ耐震強度は満たしている
校舎と体育館の被害が甚大で、コンクリートやガラスの落下など
が沢山あって、平日だったらかなりの怪我人が出ただろうという。
耐震調査には、地盤の軟弱問題もかなり影響があると実感。
 
2008/6/26

栗原市役所より

栗原市災害対策本部の方に、昨日
行われた会議の報告と耕英地区の一時帰宅の
実現について要望を伝えました。
 
佐々木さんや住民の方々のほかに、
震災がつなぐ全国ネットワークの栗田さん、中越復興市民会議の
稲垣さん、日本財団古川さん、外海さん、民間ヘリコプターパイロットの関係者、
元栗原町長大塚(現栗原市議)さんなど同席して現状を伝える。
 
→●6月27日午前に各世帯1名の41人が自衛隊のヘリコプターで3時間の
一時帰宅が認められましたと昨夜、佐々木さんと電話で話しました。

夢と希望と絆と‥‥

避難所に可愛い子ども達の声が響きました。
和むひと時・・・・
2008/6/24

3度目の被災地

宮城県栗原市の避難所「みちのく伝創館」に到着。
耕英地区のイチゴ、イワナ搬出プロジェクト会議に参加しています。
2008/6/21

6.14地震からまだ1週間 8:43

1週間前の朝、震度3以上の地震でメールが
届くので、震度6、余震、その受信回数に驚いた。
地震がきっかけで出逢った宮城県栗駒地区の
くりこま高原自然学校の佐々木さんとは、いくつか
共通点があり共通の知り合いがいた。
 
そのひとつは、長野県北部野尻湖のカヌースクールに来て
いたことがあるカヌーイストだったこと。
阪神淡路大震災の直後、東灘区で活動していたこと・・・
初対面だったが、どこかで会っていたような波長が合う。
 
耕英地区の貴重なイワナやイチゴを運び出す計画や村人が
少しずつ元気になってゆく様子が伝わってくる。
ようやく1週間、まだ1週間、この先の道のりは長い・・・・
 
【耕英復興プロジェクト】 
耕英地区の義援金受付口座を開設してあります。
耕英地区に支援してください。耕英地区振興協議会と言う地区振興組織があります。
イワナ・イチゴ農家はもちろん耕英地区全戸が会員です

【口座】ゆうちょ銀行
記号 18130 番号 9701021
耕英地区振興協議会復興基金

振込料はATM は無料ですが窓口では140円かかるようです。
お願いします。(佐々木さんブログより転載)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(写真 「避難先でネットにつながったが、いつも自然学校の部屋の
壁に貼ってあるIDパスワードがわからない・・・」と悩む佐々木さん、関係者。
その後、スタッフのすばらしい記憶力で解決しましたが、後ろの
おばあちゃんがずーっと騒動を見ながら笑っていたので和みました。)
 
2008/6/20

神戸より

昨夜、誰も乗っていないガラガラ車両で長野駅へ。
夜行バスで大阪入りし、中高校で講演報告会。
中国四川地震から、中越の闘牛、岩手・宮城内陸地震の
被災地のイワナ、イチゴの話もする。

6月末頃から再び四川省へ向かう予定だ。
学生たちも15人は参加する方向で日程調整中。

2008/6/19

「がんばろう!耕英!」

佐々木さんと避難所となっている、
「みちのく伝創館」に向う。さっそくキャラバンは
自然学校スタッフが送迎ボラとなり、避難者の通院や買い物などに利用される。よかった。
IMGP6974
 
耕英には、様々な開拓への歴史があり、
山への想いが、願いが深くある。
イワナ養殖の方に聞くと、「8000~10000匹はいるだろう、
今は元気だけど、運び出せないよね・・・」イチゴ農家の方は
「今週から10日間が最盛期だけど、どうすれば・・・」
 
あきらめていたが、可能性はあるかも知れない・・・・
「夜の会議でみんなで耕英の未来こと、話をしよう!」と。
 IMGP6976
「車の側面に、元気になるような文字を入れたいね!」と
佐々木さんはスタッフたちにマグネットシートか模造紙を
買ってくるように」など話をしていた。
そこで、埼玉県で看板屋を営む友人やっさんに電話をすると、
話をしていた。ブログには完成した画像がありがとう!!
(やっさんは、小千谷市塩谷、芒種庵の看板も作ってくれました)
 IMGP6980
みんな驚いていた。
佐々木さんのブログ発信でいろんな動きが実現してゆくことを。
コメント欄には、応援のメッセージが寄せられている。
0から1を作ろう。
IMGP6961
突貫工事する計画の記事が出ていた。
「耕英の方々を見捨てない!」
目頭があつくなった・・・
 
昨夜、新幹線乗り継ぎで長野に戻り、
明日の朝には、神戸へ。

今日の満月の日に、次の地震が来ないことを願う・・・
 
 
 
2008/6/18

宮城県栗原市に到着!

約500キロの道のりを走り、くりこま高原自然学校の佐々木さんにお会いし、キャラバンを引き渡しました。
避難所の皆さんに挨拶しこれから支援策を打ち合わせします。開拓魂を感じます・・・

福島県より

長野県から280キロ。磐越道の磐梯山SAにて給油。
北陸道の柏崎市から刈羽村辺りは一車線規制での災害復旧工事が続く。
岩手県は四川省より近いがかなりある‥‥

再び東北の被災地へ

新潟県の柏崎市を経由し長野県に戻り、情報収集と長期支援への情報交換を行う。
孤立しやむなくヘリコプターで避難を余儀なくされた「くりこま高原自然学校」スタッフの避難先の移動手段が無いとの事なので、神戸から動き続けている117キャラバンを無期貸し出しすることになり、これから再び出発する。(救援重機は載っていません・・・)
IMGP3643
メールで下記のような被災情報が入ってきました。
かなり深刻です(抜粋)
・・・・・・・・・・・
耕英地区は住民こそ30戸あまりですが、大半が開拓であり、
10数戸は耕英以外に行き場がありません。
今は特産のイチゴの出荷の最盛期であり、ダイコンも入れると
農家の打撃も大きなものがあります。
へりは今日も耕英地区まで飛び、家畜の世話や家屋の片付けなど
必要な方々が行きましたが、今後、どれだけヘリ便が飛ぶのかも
難しい見通しでしょう。飛ばなくなれば、車もいけず、歩き道も壊れている
耕英地区はまったく閉ざされてしまわざるを得ません。
くりこま高原自然学校にとっても存亡の危機を迎えています・・・・・

2008/6/17

震度6被災地の違い

●今回の岩手・宮城内陸地震での初動想定支援。
震度6強という揺れでは、柏崎市でも行った活動から

1)倒壊家屋が発生し、間に合えば救助、捜索活動。
2)貴重品や仏壇の過去帳や位牌の掘り出し作業など危険判定される
赤紙の貼られた家屋世帯への協力(ボランティアセンターからの
ボランティアが派遣されない世帯、地区への支援活動)
3)被災地に拠点を設けて、技術系のボランティアの受け入れなど行い、
瓦がずれた屋根にブルーシート張りや危険や通行の妨げになる塀の撤去。
4)民家や寺院などの傾いた建物の解体ではなく、曳き起しでの修復方法を伝える。
5)その他、報道がされない被災地区の掘り出しや情報発信、ボラセンの立ち上げ協力など。

しかし、現地での被災状況から、各地でのボラセン立ち上げの状況ではなく、
長期的なサポート方法を模索するために、撤収することにする。

岩手・宮城から戻る途中、中越沖地震の被災地柏崎市に寄った。
来月16日で1年目を迎える柏崎市周辺の被災地では、
関係した寺がようやく先月に曳き起されたところだった。
現在は、地震前よりも頑丈に補修しています。

(地震後の様子と曳き戻された様子 by魚沼の曳き屋業 高辰組)
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IMGP3045
2008/6/16

命の窯、灯火が消える

当日から夜中まで震度5~6地区を廻るが、能登半島の旧門前町や
中越沖地震の柏崎市周辺で見られるような住宅や塀の損壊は無く、
先遣隊からの情報があった栗駒地区の陶芸家を訪ね、手伝いする。
IMGP6912
「火入れをする直前で窯の中に入って最後の作品を収めた後だった。
本当は、もう火入れをしていて三日三晩1200℃の高温で焼き続けている
ところだったよ。何か変な胸騒ぎがして、火入れを延期していたんだよ、
もし火入れをしたらこの付近、林も火事になっただろう・・・」
と陶芸作家の小柳さんは語った。そして、
IMGP6919

「わしが窯の中に残っていたら死んでいただろう・・・この窯はもうだめだろう」
と悲しい表情。井戸のポンプも壊れているので修理を試みるが
複雑で断念。積んでいた物資を提供し、ポリタンクの水を運搬する。

ちょうど危険度判定士が訪ねて来て、家の柱の傾きや
周りの損壊状況を確認し始めている。

IMGP6934
「少し梁柱と壁に隙間が出来ていますが、家の構造はしっかり
していますね。黄色紙の「要注意」ということですので・・・」と
玄関横のガラス戸に跡が残る紙ガムテープで貼られる。

私が、その後の罹災証明との関係などを一緒に説明しないのですか?
と問いかけると、判定士は少し驚いた表情で「聞かれれば、これはあくまでも
住宅の危険度をチェックするもので、全壊や半壊などの罹災証明と関係
は無く、その後自治体からの担当から話が来るでしょう」と答える。
IMGP6938(なんだね、こりゃ?)


被災した方々へ、どのような手続きになるのか、判定士が行った際に
提示できる説明書があるといいだろう。被災して頭や家の中が混乱している
住民への口頭だけの説明では、記憶が曖昧になり帰宅した家族や親戚へ
誤解が生じる可能性もある。被災者生活再建支援法への適応などについて
被災自治体、会社、事業所、個人世帯への説明用紙を準備するべきだろう。

くりこま高原自然学校のブログから直後の様子や
避難するかどうかの迷いも伝わってくる。
16日(月)本日、ヘリコプターでの避難を決意したようだが、
「避難命令」という言葉に引っかかる。

中越地震の被災地、小千谷市塩谷や旧山古志村、
ヘリコプターに乗せられない闘牛や乳牛たちを置いて逃げれない!と
残留を希望していた方々の話、泣く泣く綱を離して野山に放して
避難した無念さの話を再び思い出す。

●震度6地区での住宅の損壊がほとんど無く、被害が大きい山間部の
救助には、消防、自衛隊特殊部隊が入っているので、NPO初動救援からは
撤収する方向で4チームはそれぞれ帰路に向った。
6月末には、再び中国四川省地震の被災地へ戻る予定だ。

2008/6/15

避難救助のあり方

今回の内陸地震では、山間部の被害が大きくヘリコプターでの救助活動が続く。
避難所での炊き出し取材をしていたマスコミ軍団はヘリコプターの音と共に外に集まり、救助された方に悲惨な様子と感謝の言葉を収録しようと懸命だ!
避難所での話を聞いた。家の周囲が危険で避難した方がいい方と説得に応じて逃げた方がいる。残して来た家畜や財産の心配、着の身着のままの避難に一時帰宅を希望している。
様々な装備を持つ自衛隊や警察救助隊が活躍しているが、道路の遮断だけの孤立集落には、下界への避難だけでなく、現地で生活できる支援策があってもいいのではないだろうか?
植えたばかりの水田が気掛かりのおじいちゃん、暮らしを共にしている犬や猫たち。
危険で無い孤立集落には発電機や食料を運びあげて自衛隊隊員も共に近くでテント生活するなどの支援策があってもいいのと中越地震以来思う事がある。
数年前、豪雪で孤立した新潟県津南から秋山郷に入った時、おばあちゃんに「孤立して大変でしたね?」と聞くと「孤立してもしてなくても、あまり下町まで出ませんから大丈夫。質素に蓄えた食料で暮らしていますよ」と。
救助される側の暮らし、声を大切にしたい。
避難所の体育館ではさらに体調不良になりそうだ‥‥

稲が枯れる!岩手県農村部にて

避難救助の警察と自衛隊のヘリコプターが飛び交う一関市本寺小中学校から宮城県方面に南下する。
農村部で立ち尽くした農家の方々に話を聞くと、この辺りでは地震による隆起段差が10~20センチあり、ひび割れ写真のように水田は水が片寄り苗が倒れている。
「この水田はダメだね‥枯れるだろう」とおじさん。
近くでは、崩落した杉林が水田や温室を押しつぶしている。
IMGP6835
そのまま宮城県に入るが栗駒ダムの手間で完全に土砂崩れが道を塞ぐ。復旧工事は優先順位を付けているのでまだ手付かずの状態だ。
これから別ルートで栗駒ダム方面の集落に向かう。

一関市本寺小中学校

ヘリコプターで約80人が避難している一関市本寺小学校。国道342号の途中で迂回して到着。
富山県からの「やまや」さんの炊き出しもスタンバイしている。
避難している方々は、寝れない不安な一夜を過ごし疲労感が漂う。
余震が続く‥‥
2008/6/14

栗駒の陶芸家

栗駒高原に向かい土砂崩れでの通行止め手前に栗駒焼窯元がある。大きな窯に数ヶ月かけて作成した沢山の作品を入れて、まもなく火入れを考えていた今日、大きな揺れが襲った。
窯は崩れ落ち作品は下敷きになってしまった。
その放心状態の陶芸作家と悲惨な光景を見つけた草島氏は近所の方と三人で割れた作品を片付け手伝った。
「もし窯に火入れをしていたら大変だったろう‥‥」とつぶやき突然のボランティアに感謝した。
今、一関市でメールをうちながら突き上げる二回の余震がくる。
コンビニで合流し中越、埼玉県からの仲間と情報交換しながら明日を思う。
東海地震への対策はどうだろうか‥‥

宮城県栗原市花山地区

埼玉県からの木村氏と中越からの風組4名は、途中連絡が取れなかったのは、土砂崩れの現場で住民と水の運搬をしていたという。
その後消防団やレスキューがさらに奥の捜索に駆けつけたようです。
現地の情報や行動予定は、クロさんブログにアップ中。
http://blog.canpan.info/makezu/

奥州市災害対策本部より

奥州市役所3階にて本日7回目の災害対策会議。自治体、消防、警察、自衛隊、判定士から活動報告と明日の予定を協議中。
山間部に置き去りにされた車の持ち主が不明で開通した後の持ち主との連絡方法を岩手県と協議する。
宮城県と同様に山間部の被害が深刻だ!